足の具合もあるので今回の奈良は欲張らないつもり。
だからひとつだけ、ここは絶対行こう、と思っていたのが
カナカナ。
奈良の空気感を味わいたかったので、カナカナまでがんばって歩くことに。
根性やー(笑)
駅からお土産屋さんなどが並ぶ商店街を抜け、
昔ながらの町家の残る奈良町へ。
「古きよき」というにふさわしい町並み。
ゆったり歩くのにはもってこい。
あぁ、好きだなぁ、きてよかったなぁと思いながらてけてけ歩きました。
古いおうちの佇まいに見惚れ…(左上)
懐かしい火の用心の赤いバケツだって、
木の牛乳箱だって、まるで絵になる玄関先…(右上)
軒から吊るされる赤い「身代わり猿」、家族の人数分下げられて、
厄除けのようなものだと知り、「願う」「祈る」思いを感じ…(左下)
粋なお風呂屋さんも町並みになじんで…(右下)
途中で見つけた吉田蚊帳さんに寄って
友のお土産にならまちふきんを(一番上の写真、右)
カナカナに到着、わーい!
店構えにぐっときちゃいます
白熱灯のやさしい灯りがよく似合うのです
カナカナの2Fは、Roroという雑貨屋さん
それにまつわるこんなメッセージが、入り口のドアの左手に
…そうか、私の夢はなんだっただろう
お店の中でも魂わしづかみにされっぱなし
いいでしょう、ね、いいでしょう?
左下は、トイレに通ずるドアのあかりとり窓から店内を見たところ
右下の長いすのむこうには、雑貨や北欧の本がたくさん
さて、夜のはらごしらえ
どれもこれも丁寧につくられていて、うれしくやさしいお味
アイスコーヒー、めちゃうま
香りとコクのいやし
箸袋のスタンプにだって表れている
浮かれてない、落ち着きのあるおもむき
自分たちへのお土産は益久染織研究所のお店で買ったもの
福祉作業所の方が編んだマットをそれぞれの指定席に敷いてみました
あと、一番上の画像の左のハンカチ2枚もこちらのお店で***********************************************************************
カナカナに行けたことも、
古い町並みに触れられたことも、
ちょっとした買い物ができたことも、どれも楽しく嬉しいこと。
でも、何より私の2本の足ががんばってくれて、
自分の足でその楽しさを実感できたことが、先ず嬉しいです。
亀の歩みにつきあってくれる夫のおだやかさが、ありがたいです。
そして、私ごとき、ご心配くださった皆さんにも感謝です。
自分の足を、体を、大事にしていこうと思います。
本当にありがとうございます。心から感謝。
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