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TOILET
DSC06394.jpg

TOILET、観てきました。

かもめ、めがね、と続いたけど、
柳の下のドジョウはそう何匹もはいないだろうし、
小林聡美も出ていない、ってので、
まぁ、ちょうどよい期待度。ニュートラル。
待ち望んだ、かもめ、めがね、とはちょっと違って、
大きくワクワクもせず、かと言って斜めに見ているわけでもなし、
ゆったりな構えのあたしのこの感じ、
いいじゃん、いいじゃん。
気になるのは、
レディースデーで混雑、なので、
左右両側ぴったり、見知らぬレディース、ってことくらい。

そんなフラットなスタート位置から、
あたしは結局、どんどん大森ワールドに引き込まれました。
兄弟3人が、母の死をきっかけに暮らすことで、
言葉通じぬままにバーチャンとふわふわと触れ合うことで、
自分と向き合って変わってゆく様に、
泣き、笑い、ほろり、くすり。

この映画のコピー、みたいな位置づけの、
モーリーの名言「欲求に理由を求めるのは無意味だ」シーンでは、
ココロの中のあたしは、
スクリーンのモーリーに駆け寄って抱きついて、
モーリーのもしゃもしゃアタマを、
「このぉー♪いいヤツだねぇ。さすがだねぇ。ありがとねぇ」って
更にもしゃもしゃに撫でまわしましたよ。
ヨカッタ、あのシーン。

こっそりの感想。
誰も持たない、マイナーな解釈、だと思うのだけど、
この映画の「音」たちって、
ストーリーがクレッシェンドしていくのに
大事な役割だったんでは、と。

B.G.Mのない静かな情景で、
静かなんだけど、静かなのに、「いろんな音」を聴き逃すまい、と
つい耳を澄ましてしまい、
そうやって集中して「音」を聴こうとする毎に
作品の世界にしっとり入り込んでいく感覚。

その「音」は、バーチャンのため息、だったり、
しずしず歩く靴音、だったり、
割り箸の袋をちぎり、箸を割る音、餃子を食む音、だったり、
そして、トイレの流水音だったり。

そんな静かめの音たちに、
中盤ではカタカタって古いミシンが踏まれる音が加わります、
そして、エアギターのロックなサウンドも加わりました。
そぉしてぇっ!
モーリーの、情感こもる、
それでいて軽やかなリズムのピアノで、絶頂っ!クライマックスぅ!
…なんてな。
音、で起承転結、的な。
こんな、あたしのオリジナル解釈、どうでしょう。


DSC06386.jpg

展示してあった、モーリーのスカート。
公式HPなんかで、この柄モンたちを目にしていても、
そん時は、どーも思わんかったのが、
映画を観終わった途端に、たった2時間で、
この柄モンたちに、もんのすごい愛着湧きまくるんですから、
見るだけで、モーリーを思い浮かべて泣けてくるんですから、
映画のチカラってすごい。


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09/22 02:24 | 「読」「観」「聴」
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