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きょうもありがとう
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![]() 兄が、東京は麹町にあるローザー洋菓子店のクッキーを送ってくれました。 シンプル、素朴なクッキーが、とても美味しくて、感動。 混じりけのない味、というのかな。 でもって、カンカンがすばらしくかわいくて。 ターコイズのようないい感じの水色。ふたの丸み。 包装紙のレトロっぷり。 思い出した。幼い頃の話。 京都に住む母の伯母が訪ねてくるとは、 お土産に持ってきてくれたのが、缶の箱に詰まった「そばぼうろ」。 豆菓子と棒状のあられが、赤や青のこけし柄のセロハンに包んである、 かわいいこけしのあられも、そうでしたっけ。 「京都の伯母さんがくる=そばぼうろ、こけしのあられがくる」で(笑)、 優しい伯母さんに会えることに、ワクワクして、 お土産のそばぼうろとこけしあられがくることに、ワクワクして。 今は、北の白い恋人も、南のちんすこうも、 みんなお取り寄せやなんかで手に入るこの頃。 便利さは、貴重さや珍しさやありがたさとは、反比例で。 ありがたみを深く深く感じられるのって、よかった。 昔はよかった。 「あのドラマに出ていたあの人、あの、ほら、あれね」って やたら代名詞会話が増えたら、っていうのもそうだけど、 「あの頃はよかったねぇ」って、 やたら昔を懐かしみ始めたら、とか、言いますね、 トシくった証拠よ、オバチャンよ、って。 でも、言うのだ、敢えて。 昔はよかった。 すぐに手に入らないのって、いい。 「有り」「難い」のって、いいこと。 恥ずかしながら、 こちらのショップじゃ手に入らない洋服や小物を求めて、 夜な夜なネットショップをのぞく私だったりもしますが(てへ)、 だからと言って、全てのものを手に入れず、 代用したり、つくったり、工夫したり、妄想したり(笑)、 「手に入れない楽しみ」というやつを しっかり味わおう、とも、思っているわけです。 そうそう。 中味をすっかりたいらげた、そぼぼうろの空いたカンカンに、 母は古い手紙だの、写真だのを入れて使っていました。 さぁ、ローザーのカンカンに何を入れる? カンカンって、何に使うか決める楽しみもあるね。 ![]() 糸井さんのほぼ日のスタンス、力の抜け具合、入れ具合、が好きで、 これは、と思った文章は、メモしておくことがあります。 何気なく読み返していたら、オモシロイ文章に「出会い直し」。 ふたたび味わっていました。 今年の3月くらいの「今日のダーリン」の文章で… ******************************************************************* 犬のからだというのは、くねくねしております。 犬ばかりでなく、猫でも、 たぶんクマでも、そして人間でも、 いきもののからだは、くねくねしている。 この、くねくねが「いきもの感」があるんですよねー。 さっぱりしていると思われている野菜や、果物でも、 実はうまいやつは、ねばねばしている。 いやな感じのねばねばじゃないんだけれど、 一筋縄ではいかないねばりけがあるんです。 さらっとはしてないです、うまい野菜は。 このねばねばも「いきもの感」なんですよね。 あと、これはいわゆる「いきもの」じゃないんですが、 昔からの道は、うねうねしています。 山の稜線なんかがそうであるように、 川の流れがそんなふうであるように、 長い蛇なんかもそうだったりするように、 道もうねうねと不規則にのたうっています。 これも、「いきもの感」と言えそうです。 なんかこう、さらっとしていたり、 かちっとしていたり、すかっとしていたり‥‥ いまの世の中は、さっぱりすっきりばっかりですが、 くねくねだの、ねばねばだの、うねうねだの、 ざらざらだの、ごつごつだのが、 ほんとは「いきもの」っぽくて、いいんじゃないか。 少し口臭もあって、やたらにくねくねしている うちの犬を見ていて、そんなことを思っていました。 おれも、もっとくねくねねばねばしたいもんだ。 ******************************************************************* ははーん。そうか。 ひとつ前の「けっこんしきで」の記事で、 「『カッコつけなくたって、カッコいいこと』が、 わかるようになってきた自分に気づきます。」 なんて書いていたのだけど、 そうして私を柔らかくほぐしてくれているのは、 こういう文章と2ヶ月前に出会っていたから、もあるのだな、と思いました。 そして今回の出会い直しで、あらためてちょっと思ったこともあります。 例えばこんなこと。 中学の数学の時間に「公式」という便利なものを知りました。 「公式」を覚えさえすれば、 それぞれの数値をあてはめさえすれば、 それらしい答えを導けるものだ、ってわかって、 おー画期的やん、すごーい、って思いました。 理科の「法則」も、そうでした。 なんて便利、って。これさえ覚えれば、って。 だからなのかな、ついつい、人生や物事にも 便利で絶対的な「公式」「法則」みたいなものを 盛んに見つけようとしてしまっていたように思います、私。 人間の生き様は、人と人との繋がり様は、そんなものじゃないだろうにね。 って、気づいたのは、いつ頃だっただろう。 社会の中で暮らす時に、あるレベルでのマナーとかエチケットは 必要ですけれど、「公式」「法則」を潜ませていても さほど使えないもののような気がします。 人生や物事の「公式」「法則」って、あながち持ち合わせない方が、 その時はその時、ケースバイケースだ、と、 肝が座っていいのかもしれないな。 状況に応じてベストな答えを出す練習もいっぱいできて、 「判断の経験値」みたいなものを積んでいけるかもしれないな。 くねくね、ねばねば、うねうね、ざらざら、ごつごつ。 そんな不規則ないきものの私たちなんですものね。 いきものの妙を楽しみたいものです、にっこり。 *画像* 雑貨屋さんで紙ひもを買いました。\298。 夏が近づくと、自然にトリコロールに目がいきます。 ちょっとプレゼント、って時に、 クラフト封筒に入れて、これでぐるぐる巻いて、荷札をさげて。 ![]() いつ以来だろう、久しぶりの結婚式へ。 夫のいとこの結婚式が先週末にありまして。 フラワーボーイ、ガールとして、 うちの2番ボーイ、3番ガールを採用してもらい、 家族5人でちょっとおめかしして出席です。 何よりふたりが幸せそうで、「祝福」ということばの意味を想ったり、 こういうふうに慶びごとで(悲しみごとではなく)、 親戚で顔をあわせるのはいいものだなぁ、と思ったり、 私たちと同じで人前式だったので、自分たちの時のことを思い出したり。 結婚式って終始あったかな気もちで、本当にいいものです。 最後、新郎の父である叔父さんの、両家を代表して…の挨拶。 「このたびはお忙しい中…」「何分若いふたりの…」と、 いわゆる「スピーチ辞典」に載ってるような文言を、 叔父さんは、多分丸暗記してきたのでしょう。 思い出し思い出し、ゆっくりゆっくり、汗をかきかき、 一生懸命ことばを手繰って、話します。 挨拶の前には、マイクのテストを、「あ、あ、」とやっちゃいます。 決して滑らかでスマートな挨拶ではないのです。 叔母さんは、隣で心配そうに、少し背の高い叔父さんの顔を斜めに見上げ、 ひとことひとことに「その調子、その調子」と言わんばかりに うなずいています。 叔父さんの隣で、少し伏し目がちにすっくと姿勢よく、 ひっそりと立っているのではなく、本当に心配そうに。 こういうのって、とってもいいです。いいものです。 叔父さんも、叔母さんもとってもいいです。ココロにしみます。 挨拶なんて、とおりいっぺんでいいんですものね。 挨拶なんて、そんなもんです。 気の利いたことばが織り込まれていなくたって、 場内を感心させるようなことばじゃなくたって。 一生懸命息子の晴れの席に精一杯がんばる、父の姿こそが、そして、 そのがんばる夫の姿を本気で見守る、母の姿こそが、 人間の愛であり、尊くてすばらしいのだと、 そんなことを感じたのでした。 叔父さん、叔母さん、ありがとう。 何かちょっと個性を出して、何かちょっと自分なりの味をつけて、 力を入れて、奇をてらうことが優れたことだと、 そんなふうに思っていた時期があったような気がするんですよね、私。 「カッコつけなくたって、カッコいいこと」が、 わかるようになってきた自分に気づきます。 お、いい感じだよ、私、って思って、ちょっと嬉しくなりました、へへ。 *画像* 今日の夕方の曇り空に、虹が出ました。 ケータイだから画像はいまひとつだけど、とってもクリアな虹でした。 その上に薄い虹もかかっていて、ツインの虹。めずらしいね。 流れ星とか、大粒の雹とかもそうだけど、 自然は時々私たちを驚かせたり、楽しませたりしてくれますね。 ![]() 庭に出るのが楽しみな季節です。 次々に花が咲いてくれるのがうれしくて。 手抜き大好きなので、庭の手入れもいい加減。気まぐれ。 宿根草とか雑草のたくましさがありがたい。 緑とこげ茶が目に優しいし、強いし、枝モノも好き。 でも春先だからこそ咲く花を、ポットで買ってきて、 それが開花した時、とてつもない喜びです。 はかなさに感動、かわいいなぁ、と眺めてしまいます。 そっと咲く花は優しい。本当に優しい。 私のまわりの人たちも、優しい。とても。ありがとう。 じゃ、私自身はどうだろうか。どうかな。 ぶれないでいるかな。 いそがしさにかまけていないかな。 「気をつかうは、己を愛する小我。 気が利くのは、相手を愛する大我。」 これは、最近読んだ本の中にあって、どきりとした言葉です。 「megは気をつかうから」とか、 「いいよ、そんなに気をつかわなくても」とか、 よく言われる私。 気を使っている自分に酔っていないか、 自分を良く見せようとする、やらしーココロはないか、 エゴではなかったか、 と問うていようと思います。 相手に使おうとする「気もち」の軸を、 私の「大我」におくように意識しようと思います。 理想ばかりが高いようだけれど、 暗い穴の中を、いつかあの遠くの光まで到達しようともがいてばかりで なかなか進めないけれど、 高みをめざし、光を仰ぎ、上へ上へ。前へ前へ。 そっと咲く花も、見守っていてくれるものね。 がんばれ、私。 ![]() シリコン製の、こんなお弁当用おかずカップ、買ってみました。 オーブン、レンジ可です。 使い捨てじゃない分、ちょっとだけエコで。 長女のお弁当の日に初使用。 思ったより固めのしっかりしたつくりで、洗うのも簡単。 いいかも、これ。 仕事以外の日の、最近の日中は、といえば、 パン教室に行ったり… ![]() その帰りに本屋さん、雑貨屋さんに寄ったり… ![]() 食器棚(ハッチ)の側面に鏡を取り付けてみたり… ![]() って、そんなことをして過ごしていました。 あ、あとね、ドラッグストアでやっすい化粧水を手にとって、 レジに行ったら、レジのおねいさんたら、 「お客様、更に高品質の化粧水もご紹介させていただきますが いかがでしょうか?」って。 …ご一緒にポテトもいかがでしょうかって言われるんとは大違いの心境。 「いいえ、こちらでじゅぅぅぅぶんですのよ、おほほほ」とにっこり… 答える余裕はなかったけど、 「い、いえ、ダイジョウブデス…(ぼそぼそ)」とやっと答えた40オンナ。 って、そんなこともあった近頃。 |
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